この記事では、私が準富裕層を目指すきっかけとなった「老後2000万円問題」と「老後資金の計算方法」について書きたいと思います。
この記事は以下のような方におすすめです。
- 40代サラリーマンでなんとなく老後が不安な方。
- 老後2000万円問題っていうけど、2000万円本当に必要なの?
- 老後資金の計算方法について知りたい。
目次
「老後2000万円問題」を改めて調べてみると、2019年に金融庁が公表した報告書に
老後2000万円の資産が必要
という内容があったことが発端となった問題でした。
当時、
2000万円
という数字だけが先走ってしまい、炎上してしまいました。
いきなり老後に2000万円必要と言われて、私も不安になった記憶があります。
その後、老後2000年問題が騒がれなくなり、忘れていました。
「自己紹介」にも書きましたが、投資系Youtuberの動画を見たことがきっかけで、老後2000万円問題について改めて考えました。
老後2000万円問題の「2000万円」って、一人2000万円必要なの?
まさか夫婦二人で
4000万円必要なの?
と思い、
非常に心配になり、2000万円という数字の根拠を調べました。
金融庁の報告書によると
- 夫65歳、妻60歳で無職(定年退職している)
- 30年後(夫95歳、妻90歳)まで夫婦ともに健在
- 夫婦二人で年金が約21万円/月もらえる
- 夫婦二人の生活費が約26.5万円/月かかる
が前提で、
生活費 26.5万円/月 ー 年金 21万円/月 = 生活費不足分 5.5万円/月
生活費不足分 5.5万円/月 × 12ヶ月 × 30年 = 1980万円
という計算が根拠となっていることがわかりました。
私の長寿家系ではないので、95歳までは生きられないと思いますが。。。
では、実際に私(40代サラリーマン)の場合、老後資金がいくら必要になるのかを計算してみました。
まず、1と2の前提条件は、そのままとします。
次に、3の前提条件(年金額)について、年金がいくらもらえるのかを調べたところ、
夫婦ふたりで
年金 22.2万円/月
でした。(「ねんきんネット」で調べることができます。)
(内訳は、私が16万円/月 奥さん(専業主婦)が6.2万円/月)
次に、4の条件(生活費)について、以下の記事で計算した月の支出から計算してみたところ、
生活費 28.2万円/月
でした。
(60歳までに支払いが終わる 住宅ローン、自動車ローン、保険の支払い分、を支出から引いています。)
以上から、私の65歳以降に必要な老後資金を計算をしてみると
生活費 28.2万円/月 ー 年金 22.2万円/月 = 生活費不足分 6.0万円/月
生活費不足分 6.0万円/月 × 12ヶ月 × 30年 = 2160万円
。。。
なんと2000万円より多い結果に。。。
私は、85歳までぐらいしか生きられない気がするので、
65歳からの20年分の1440万円で足りるんじゃないかな。。。と思いたくなりました。
このように計算してみることによって、安心できるかなと思いましたが、
より不安になる結果に。。。
今回、私の老後資金を計算してみましたが、2000万円という数字は結構正確な数字でした。
さすが頭のよい官僚の方が出した数字です。
「老後2000万円問題」は炎上してしまいましたが、漠然としていた老後資金について考える良い機会となりました。
次回は、今回計算したことによってわかった「老後2160万円問題」を解決し、
さらに準富裕層(資産5000万円)になる道のりについて書きたいと思います。
しかし、ほんとに準富裕層になれるのだろうか。。。心配になってきました。